笑いと遺伝子 

笑いと遺伝子の関係。

そんなことを、真剣に考えている人がいる。

それは、遺伝子の権威である筑波大学名誉教授の村上和雄氏だ。

本日、村上先生のお話を聞く機会があり、先の「笑いと遺伝子」
の話をお聞きした。

笑いと遺伝子の関係を研究するのに、笑いと病気の関係をまずは
研究しているということであったが、笑いが糖尿病に大きな影響
を与えるであろうことを、最近発見したということであった。

そのことを裏付ける実験として、
1)大学教授の講義を40分間聞く
2)お笑い芸人の「ネタ」を40分聞く
以上、2つを行ったあとに、それぞれ血糖値を測定して、どのよ
うな影響が生じるのかを測定したということ。

その結果は、
1)血糖値 123
2)血糖値  77
というように、その差は何と「46」だったということ。

このような実験の結果を導き出した要因は何か?

多くの病気は、「ストレス」との関係が大きいということ。
しかし、ストレスが全て悪いわけではなく、ストレスには、良い
ストレスと悪いストレスとがあり、笑いというのは、いわゆる、
良いストレスになるようだ。

そして、良いストレスは、人間が本来持っているのに発揮されて
いない能力(遺伝子の力)を、「オン」にする力を持っている、
ということであった。

50分間の講演であったが、村上先生の話は、非常にテンポが良
く、さらには「ウィット」に富んでおり、聞く人を飽きさせない
内容のものであった。もっと詳しい内容をお伝えしたいところで
はあるが、今日はこのくらいにするとして、今回の講演を聞いて
感じたことをまとめにしたい。

それは、我々が持っている遺伝子は、大きな可能性を秘めている
ということ。残念ながら、その遺伝子の力を、ほとんど活用でき
ていないのが現状であるが、逆に言えば、眠っている遺伝子を、
起こすことができれば(いわゆる「オン」にする)、我々の力は
「無限」といってよいものになるのかも知れない。
そして、その遺伝子というのは、46億年前に地球が誕生して、
38億年前に「生命」が誕生してから、今日までずっとその命の
バトンを絶えさせることなく続いてきた歴史を考えると、過去の
すべての生物の生きる力すべてを内在していることになるわけで、
我々人類の可能性は、非常に大きなものがあるように感じる。

その力を活かすも殺すも、そのことに気づいて、実行に移せるか
どうかにかかっているのであろう。

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