古紙の問題・・・その後 

古紙の問題については、以前「再生はがき」というタイトルでブログにも掲載したが、業界関係者からいろいろと話を聞いてみた。

Q1.古紙の現状について

   古紙を利用した「再生紙」でも、求められる品質は非常に高いのが現状。
   求められる水準を維持する為には、さらに細かな分別(上質紙とそうでない
   紙を選り分ける)作業が必要になる。加えて、白くするための大量の薬品が
   必要になり、環境にも悪影響になるし、コストもかかる。
   古紙は、海外の方が取引価格が高く、かなりを中国を中心に流出している。
   そのため、国内の中堅製紙メーカーでは、古紙を確保するのが大変な状況。
   様々な問題を抱えている状況にある。


Q2.今回の件の影響について
      
   大手文具メーカーが、「偽装」したメーカーの紙を生産中止すると発表した。
   これにより、製紙メーカーでは、その紙を工場内で処分する方針ということで、
   大量の「古紙」が発生する可能性があるとのこと。  
   これにより、紙の流通が混乱することを危惧している。
   ただ、一方では、根本的な解決策は取られていない状況にあることは事実で
   今回の件を機に、業界再編がさらに加速する可能性はあるのでは。

 
以上のようなコメントをもらった。
(コメントは、複数の意見を一つにまとめて掲載してある。)

食料品を中心に、商品の値上げが進んでいる。
調達コストをどのように抑えるか、という部分は非常に大きな課題である。
一方で、環境問題というものに対する取り組みも急務である。
相反することをどのように実現していくのか?

景気は、市場の「回転」によって決まる。
つまり、ものが流通すればするほど、市場は回転し、景気はよくなる。
一方、ものが消費されれば、それだけ「環境」は悪くなり、資源が減る。

その相反するところを制することができれば、成長のチャンスがあるのでは。  

2008年の経営のキーワードは、間違いなく「環境」と「原価低減」であろう。

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